下呂市の金山地区の行っておきたい観光スポット!

こんにちは。

今回は岐阜県下呂市金山地区の代表的な観光スポットを2つご紹介したいと思います。

歴史と自然の美しさをぜひ感じてもらいたいと思います。

金山巨石群

文字通り、大きな石がたくさん並んでいるという遺跡です。
しかし、ただ偶然並んでいるのではなく精密な計算のもと配置されたものなのです。
金山巨石群 岩屋岩蔭遺跡
ここではどんなことができるのかといいますと「太陽カレンダーとして正確に時を測る」ことができるのです。

金山巨石群は「岩屋岩蔭遺跡巨石群」「線刻石のある巨石群」「東の山巨石群」の3つからなります。

岩屋岩蔭遺跡巨石群と線刻石のある巨石群は近い位置にあり、東の山巨石群は山を登った離れた場所にあります。

1998年から日本で初めて考古天文学的調査が行われました。
巨石群配列やその構造と太陽運行との関係から、夏至から冬至までの太陽軌跡を4等分化した節目の時期を知ることができます。
まだ時計のない時期に、このようにして季節を正確に知ることは、作物を植える時期を知り収穫を得るため大変重要なことなのです。

3つの楕円形と2本の線が石に彫り込まれているところがあります。ここから夏至の頃を基準とした太陽観測が行われていたことが分かります。

春分と秋分の頃に差し込むスポット光を観測する石組では年間365日と、4年に1度訪れる閏年(うるうどし)を知ることができます。
岩屋岩蔭遺跡の入り口部分
遺跡の前まで車で行き、無料の駐車場に車を止めておくことができます。
巨石群見学はいつでも誰でも見学できます。(入場無料)

金山巨石群の案内看板
各観測ポイントには案内看板があります。
これを見ながら巨石群の精密な機能について学べると思います。が、場所によっては少し難しいものも含まれます。時間があれば事前学習をするといいかもしれません。

金山巨石群リサーチセンター(調査資料室)調査員による60分~90分の有料ガイドもお願いすることができます。
また毎月20日前後に光の体験ができる「光の体験ツアー」も開催しています。

金山町観光情報サイトからチェックしてみてください。

📍岐阜県下呂市金山町岩瀬高平/県道86号線沿い・岩屋ダム下流300m

横谷峡(よこたにきょう) 四つの滝

次は金山町の横谷峡です。
横谷峡は、飛騨木曽川国定公園内にあり、散策の山道をたどると「白滝」「二見滝」「紅葉滝」「鶏鳴滝」の4つの雄大な滝を見ることができます。
清流横谷川には、天然記念物であるオオサンショウウオが生息し、一つ目の滝「白滝」には文化庁の許可を受けた飼育池があります。

それでは下流からのぼっていく形で紹介します。

最初は白滝。(落差17m)
さっそく「ヒル注意」の看板を見つけました。
白滝の文字とヒルに注意の案内看板
できるだけ、長袖長ズボンで行った方がよさそうですね。
白滝



2つ目は二見滝。(落差13m)

舗装された道路からこんな階段を下って滝の正面までいくことができます。
二見滝に降りていく階段
水が二段になって落ちてきています。
二見滝
後ろ側はこんな感じ。
二見滝の前の水の流れ
道路に戻って上に歩いていると二見滝を上からみえる場所がありました。
二見滝を上から見た
柵はないので、あまり覗きすぎてはいけません。滝の水と一緒に落ちてしまいます。



3つ目は紅葉滝。(落差9m)
二見滝と紅葉滝の間は谷のすぐ横をあるくことができる遊歩道がありましたが道はこんな所でした。
なにか動物が出てきそうで怖かった…
二見滝と紅葉滝を結ぶ山道
道を間違えていないか不安になりながらも到着。
ベンチが設置されていました。
紅葉滝とベンチ
見ごろはもみじが色づく11月初旬~中旬です。
道路に上がって最後の滝を目指します。
紅葉滝と紅葉滝と書かれた看板 紅葉滝から道路へのぼる道
紅葉滝と最後の鶏鳴滝の間の道には岩のトンネルがありました。
岩のトンネル



到着しました。最後の滝、鶏鳴滝。(落差33m)
看板が立っており、この看板の前に駐車スペースがありました。
鶏鳴滝の看板
ここには鶏鳴滝と黄金姫伝説というものがあります。
大きな案内看板が設置されていたので行った際には読んでみてください。

見ごろは山つつじが咲く4月初旬~です。

屋根付きの休憩場所もありました。
鶏鳴滝
人がいない時期・時間帯に来たら、ここでゆっくり休んでいけますね。

帰りには岩の壁のコケをはがして作られたアンパンマンに出会いました。
コケを利用して作られたアンパンマン


距離
・白滝~二見滝  200m
・二見滝~紅葉滝  800m
・紅葉滝~鶏鳴滝  300m


白滝のある場所から少し下に車が数台停められる駐車場があります。
*ほとんどのエリアでは携帯電話は圏外の状態になってました。

📍岐阜県下呂市金山町金山 飛騨木曽川国定公園

温泉も楽しめる!

金山町の道の駅「かれん」では食事・買い物の他に、日帰り入浴や宿泊もできます。
帰りに温泉に入ってもいいですね。

大人 450円 、 子ども300円 で入浴できます。

お土産も揃いますし、朝取横丁という建物では地元の特産品・新鮮野菜が販売されています。

金山で作られたこんにゃくゼリーを買って帰ることにしました。

ということで今日はこれで終わりです。
どんどん岐阜県の良い所を見つけていきましょう。
ありがとうございました。

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